図書館戦争が映画になるそうで。

ちょうど大学に入ったばかりの頃、何気なくテレビつけてやってたのがアニメの図書館戦争
テレビで深夜アニメを目撃したのはこれが初めてでした。この時はたまに見るだけで本格的にアニメ見だすのは1年後ぐらいからなのだけど。

図書館戦争は2008年の春にフジテレビのノイタミナ枠でやってたアニメで原作が有川浩の同名小説。まだノイタミナ若い女性をターゲットにやってた頃の作品で、まあ恋愛モノって感じなんでしょうかね。ノイタミナはわりと深夜にしては早い時間帯なので目がとまったのかもしれません。

しかし恋愛モノってだけではない面白さがありましたね。基本恋愛モノあまり見ないし、好きじゃないからって見るのをやめるのはもったいないと思える作品でした。物語の世界設定がもの凄く興味を引くものでした。

「メディア良化法」と呼ばれる公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律、まあ実質的に言えば検閲が合法化された世界で、それが原因で政府と図書館がドンパチやってるアニメなんて聞いたことない(笑)
図書館は「表現の自由」と「図書館の自由に関する宣言」という実際にあるものを信条に闘っている。ただそれ以外は現代とほとんど変わらない感じで、かなりリアリティを感じさせるアニメでした。少し間違ってたらこうなってたんじゃないか?的な。
所属している大学の学部柄とでも言うのか、メディアだとか表現の自由だとかを授業で聞く機会があった分、興味深く見れたし、昨今の青少年健全なんちゃらにも関連してて今見ても面白いかもしれない。

そんなアニメが映画化するとツイッターで見かけたわけですよ。しかも今年の初夏ですよ。
タイトルは映画「図書館戦争 革命のつばさ」
『図書館戦争』KADOKAWA総合サイト
内容は角川の井上社長のツイートを見るにテレビアニメ版のリメイクっぽいみたいですが楽しみですね。

それにしても今年はアニメ映画が多くて嬉しい年ですね。アニメが好きで、映画が好きな自分にとっては願ってもない年になりそう。すでに公開されているベルセルクはじめ、まどマギ、シュタゲ、BLOOD-C傷物語エヴァQ、コードギアスおおかみこどもの雨と雪、サカサマのパテマ、サイボーグ009、ももへの手紙などなど、テレビアニメからの映画化から漫画原作、オリジナルまで幅広くたくさんのアニメ映画があってどれも面白そう。どっかで「アニメ映画元年」なんて言葉も飛び出すほど。特にテレビアニメからの映画化ってのはビジネス的にまだ新しいものだと思うから注目して見ると面白いんじゃないかな。

次はアニメ映画をビジネス的にいろいろ考えられれば良いかなーなんて思いながら締め。


※記事内容って適当でいいのに(てか日記的に書こうと思ってたからほんとどうでも良いはずなんだけど!)、考えてしまう。もっと気楽に書ければ。まずは慣れなのか。

リンク
「図書館戦争」公式サイト
Twitter. It's what's happening.

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“言葉”から巡らせた思考の雑記 -偽物語 かれんビー其ノ肆-

見所のありすぎた第4話でした。紙芝居アニメとも言われていますが、それでもその人気が大きいのはやはりキャラクターの個性とデザインが良いからでしょう。

髪を切り、コンタクトにした羽川翼
金髪、ロリ、美少女の忍野忍

忍の声優が坂本真綾さんになりましたね。少し違和感を感じたんですが、キャラの背景などを考えると真綾さんの上品で少し無機質というか中性的な声が適役だなと改めて思いました。「かかっ」という笑い方が印象的で素敵だったと思います。

今回はこの二人が大いに個性を発揮してくれた回だったと思います。傷物語への期待も高まる1話ではなかったでしょうか。あと魔女宅ネタがあったり、提供バックがゆるゆりのなもり氏だったりかな(笑)

さてこの偽物語を見る上でやはり注目したいのは、“言葉”だと思うのです。普段、意識的には考えないが本能でわかってることだったり、なるほどと思ったりする言葉があるので、今回は第4話から4つほどピックアップしてみたいと思います。

1.「正義の第一条件は正しいことじゃない。強いことだ。だから正義は必ず勝つんだ。いい加減それくらいわかれよ。それがわからないうちは、お前達のやっていることはいつまでたっても__ただの正義の味方ごっこで」偽物だ。 原作169Pから引用

暦が妹達ファイヤーシスターズに向けて言い放つ言葉。正義っていうのは正しいから強いのではなく、強いから正しいと。これはどうしようもない真理だと思いました。実際、世の中の仕組みを見るとそう感じることは多々あると思います。自分はスポーツをやっているので思うことでもありますが、巧いやつより強いやつの方が生き残る、ということは肌で実感しています。いくら言葉や考えがしっかりしていたとしても、泥臭くて実行できる奴の方が世の中ではなんだかんだ成功する仕組みもこれに似た考えがあるでしょう。権力や地位を持ってる者が、たとえ正しくなくても社会を回す影響力を持っているという点も。どうしようもない理不尽であり、それが真理でもある。そんなことを感じる言葉でした。

暦も自分の経験から発している言葉で、この後羽川さんから同属嫌悪、自己嫌悪という言葉をかけられています。己に力がないことを嫌というほどわかっている彼だからこそ出る言葉だったのだと思います。そして何よりそれを指摘した羽川さんが圧倒的正義で偽物ではない本物だということがうまく表現されていて面白い場面でもありました。

2.「僕や火憐ちゃんや月火ちゃんが、自分の弱さを受け止めなければならないように__お前は、自分の強さを受け止めなければならない」 原作174Pから引用

暦が羽川さんに向けて言う言葉。人が自分の弱さを受け止めながらそれでも前に進んでいくというのは人生のどこかで誰しもが聞いたり、経験することはあると思います。しかし、強き者が自分が強いと自認しなければならないという場面はあまり出くわさないと思う。日本的な謙遜の文化で考えるとそれは、あまりにもおこがましかったり、自惚れや目立ちたがりと言った感じで批判されることでもある。しかしあくまで“自認”である以上誰かに言う必要はない。ひけらかすから批判されるのであって、本当に自分の強さを自認している人ならばそんなこともしないだろう。自分の強さをしっかり認識し物事を推し量れる力が大事だということなのだろう。強すぎることは正しすぎるということであり、強さをコントロールすることが世の中で成功していく鍵でもあるとも思ったり。

羽川さんがいろいろうまく言ってないのは正しさが暴走しすぎているからなんだろうなあと思う言葉ですね。

3.「無論、偽物じゃからと言って本物の技が使えんわけではないか__偽物じゃからこそ、本物よりも本物らしいということもあろう」 原作185Pから引用

忍が暦と貝木について話している時に言う言葉。本物を天才に置き換えて考えてもいいのかなと。世の中に天才は少ない。ほとんどが凡人。でも凡人の中でも、凡人だからこそ努力して天才に追いつこうと努力している人がいる。そして努力家と言われる彼らは実際天才よりも天才らしい。天才はもとが凄い分、自分が凄いということに無自覚であることが多い。しかし努力した凡人は自分の駄目さを自覚して努力し、努力して得た凄さというものに自認ができている。なんだか正義の話にも通じるものがありますね。改めて考えると自明のことなんだけど、意識からわざと遠ざけていることだなと思います。特に自分ができない言い訳に、天才と凡人とわけてしまう。これは考えるということを自ら諦めてしまっていることにもなる。そうなりたくはないなと思ったりもしたり。いろいろ思考がぐるぐると回る良い言葉でした。

4.「恋人も、友達も、後輩も、妹御も__みんなこぞって死んでしもうて消えてしもうて、お前様と儂だけが残るわけじゃ。お前様が誰とどんな絆を築こうと、時間がその絆を破綻させてしまう」 原作191Pから引用

忍が暦と会話している時の言葉。時間が解決するとはまた対極的な言葉。これは大学に入ってから顕著に感じることですね。大学1年の時はよく話したのになーとか思う人がいたり、昔は年賀状のやりとりしてたのになーとか思う人がいたり時間によって離れてしまったものがけっこうあるなと。定期的に直接会って縁を紡いでいかなければと思わせる言葉ですね。短い人生できるだけ多くの人と関わりたいけど、関わるだけでなく全員とずっと仲良くしたいものです。

物語の中では吸血鬼であるがゆえに、そのような未来が待っているということを忍が語ることで改めて暦に認識させる切ない部分でもあります。それでも様々なものを背負って生きていこうとしている暦に“強さ”を感じます。今まで散々強いから正しいと言ってきましたが、それは確かに正しさからくる強さもあるのだということも感じられてなりません。


4つの言葉について徒然と考えましたが、やはりどこか一つの場所に考えが集中してしまう気がします。正しさ、強さ、本物、偽物。それはやはりこの偽物語という小説がしっかりとテーマ性を持った作品であるのだと改めて感じさせます。すごいのは普通に堅っ苦しくなく面白く読めてしまうところですかね。物語シリーズ傾物語の途中までしか読んでいないので、いろいろ考えながら楽しんで読んでいきたいです。


※思ったより長文になってしまい見直すのめんどうなので整合性の取れてない文章も多々あると思いますがご愛敬でお願いします。

生存戦略しましょうか?@新宿マルイワン

金曜に友人と二人で新宿はマルイワンを訪ねました。男二人で(笑)

様々なカットが展示されており「輪るピングドラム」ファンの主にとっては堪らないものでした。以下画像を適当にうぷ。


この陽鞠かわいいー。


少女漫画絵の苹果ちゃん。


このエンドカードは意外とお気に入り。


冠葉と晶馬。二人ともイケメンやな。


セクシー担当真砂子はお気に入りキャラ。


ダブルH!


さねとし。エロい。

最後のエンドカードはほんとに良い。

と、乱雑な訪問レポートでした。前日にニコニコ動画の生放送で最終話をもう一度見てから行ったので感動も一入でした。

※文章と画像のバランスもまた修正点か。てか縦に撮った写真ってどうすれば横に伸びないの(泣)

今期(2012年1月〜)アニメについての雑記

大体3話ずつぐらいが終わったので少しまとめてみる。

今期見出したのは以下の通り。

テルマエ・ロマエ      ・アクエリオンEVOL
アマガミSS+plus ・あの夏で待ってる
リコーダーとランドセル ド♪男子高校生の日常
・妖狐✕僕SS         ・Another
偽物語 ・パパの言うことを聞きなさい
モーレツ宇宙海賊輪廻のラグランジェ
(視聴継続中)
ギルティクラウン     ・ペルソナ4
・ファイ・ブレイン ・未来日記

まず今期について本命は、

偽物語あの夏で待ってる、Anotherの3作品。これは最後まで必ず見る。

偽物語』は前評判通りと言ったところかな。前作の化物語同様、速いテンポで進む会話劇と巧みな言葉遊びはとても面白い。他アニメ作品のメタ発言とかも。火憐や月火など新しく出てくるキャラ、既存のキャラの前作を受けての立ち位置の変化などいろいろ感じて見ることができて楽しめている。原作ファンの主は、映像化に期待している場面(特に暦と火憐の歯磨きの場面)が多数あるので今後も楽しみである。


あの夏で待ってる』は片思いの連鎖みたいなアニメという印象で、構造としてはハチクロっぽさがある。綺麗な田園風景をバックにある夏の恋模様を描いていくといったところか。長野の小諸市周辺をモチーフにしていて聖地巡礼も流行りそう。キャラも面白い。恋愛系の物語で必ず出てくるような報われない女キャラ(になるであろう)の柑菜ちゃん、一味違う不思議系キャラの檸檬先輩が今のところお気に入り。聖地巡礼に寄り過ぎていない物語重視のアニメとして今後注目していきたい。作品タイトルの「あの夏で待ってる」という言葉がどのような場面で言われるのか想像しながら見ると面白いかも。


『Another』は3話でやられた。本格ホラーです。1、2話で不安や恐怖といった感情を溜めこまされて一気に3話でぶちまけられた感じ。アニメって基本明るい色で明るい物語をやるという感覚だったけど、この作品は真逆。制作はP.A.WORKSで前作の花咲くいろはがかなり良かったので期待したい。そして監督は水島努監督。BLOOD-Cである意味盛り上がったけど、この作品との相性はとても良いと思うので期待できる。原作読んでないのでまだまだ先が楽しみだ。

他の作品についても少しずつふれてみる。

テルマエ、リコーダー、男子高校生はギャグ。テルマエはチャットモンチーの「テルマエロマン」という主題歌が壺。リコーダーは姉弟の身長差ギャグが秀逸。男子高校生はニコ動との親和性が高い。原作も持ってるので期待。

アマガミはまあいわゆるブヒるためのアニメ(笑)OPEDけっこう好きかも。絢辻さんが終わってしまったので、薫が待ち遠しい。

アクエリ、ラグランジェはロボットもの。アクエリのOP「君の神話〜アクエリオン第二章」は今期一番好き。熱くて良いんだけどネタアニメとして受け取ってしまいそう(笑)ラグランジェは3人のヒロイン達がかわいい。聖地巡礼を狙いすぎてる感じがある。ロボットは公募で日産のデザイン。色の出方が明るくて綺麗なアニメ。中島愛のOPEDもけっこう好き。

モーパイは宇宙もの。雰囲気が90年代の夕方18時台アニメって感じ。素直におもしろい。

いぬ僕とパパ聞きは予想外アニメ(笑)陰のあるキャラや物語の設定で気になる。事前の情報まったく無しで見たので驚いた。タイトルだけ見ると見なかったなー。ギャップアニメ。

視聴継続中アニメは引き続き面白さも継続中ということで。未来日記のOPEDは前より良くなったかも。特にEDは今後の展開や雰囲気を予見させるような感じで好き。ファイ・ブレインは2期決定したので期待。


まあ適当にこんな感じですか。ほんとに雑記。もっと考察に富んだものや独自の視点を入れていけたらいいなと思いつつ締め。


※文章構成もまだまだ至らず。書きながら上達していきたいものです。

米倉千尋さんがデビュー16周年だそうです。

ツイッター見ていたら、米倉さんが呟いていて知りました。
https://twitter.com/#!/yonekurachihiro/status/161611918514192386

たぶん米倉千尋さんを知ったのは「仙界伝 封神演義」の主題歌『WILL』

小学生の時にたまに早起きして見てた気がする。アニメの内容は全然覚えていない(笑)

それ以来はあまり見ていないというかアニメ自体から遠ざかっていたので、次に出会うのは大学に入ってから見た「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のOP『嵐の中で輝いて』とED『10 YEARS AFTER』

嵐の中で輝いて』がデビューソングだということで第08MS小隊からも16年経ったことになるが、アニメ自体は今見ても十分面白いものでした。ガンダムに入りづらい人はOVAなどの短い作品から入るのも良いかもしれない。ちなみに今リリースしている最中の「機動戦士ガンダムUC」は名作というか、個人的にガンダムシリーズで一番面白いと思う。


米倉さんは綺麗な歌声でいろいろな歌を唄っているのに、どこかとても力強い感じがする。熱くなるのが良いですね。ガンダムのイメージが強いのかもしれませんが。最近では「よんでますよ、アザゼルさん。」の『ぱんでみっく!!』なんかも可愛らしい曲だけどなぜか力強い感じがして面白い曲だと思います。

よく言うところの“女性は低音が歌えると巧く聞こえる”とはまた違う、ほんとに素晴らしい歌手だと思います。まあプロなので、ということもあると思いますが最近低音まで綺麗に声に出せて、曲にも合わせてる人ってあまりいない気がするので例えさせていただきました。最近の音楽事情には疎いのですがね。

今年で40歳にもなる彼女のますますの活躍を期待したいですね。
イムリーな話題でした。


※初記事で勝手がよくわからなかった...orz

はじめに

ブログタイトルの通り、様々なことを書いていければ良いと思っています。

とは言っても書きたいことがあって今回立ち上げたのでテーマはあるのですが、

基本はてなダイアリーということで日記です。なので徒然なるままに書いていくつもりです。

たぶん書いていくだろうということを列挙すると・・・

・日々の出来事
・アニメについて
・漫画や書籍について
・映画について      ...渚にまつわるetc.

まあサブカル中心ということですかね。twitterでその方面のつぶやきをすることが多いので、

それらについてまとめたり、考察したりできたら良いなと思います、と。